2014年4月1日
研究
原子炉運転実習(原子力社会工学領域)
京都大学原子炉実験所の臨界集合体装置を使用した原子炉実習をほぼ毎年実施しています。実習ではウラン燃料板を用いて集合体を組み立て、炉心に装荷し、安全に臨界とする方法や制御棒による核分裂連鎖反応の制御性能、中性子による放射化量による中性子束分布といった原子炉特性の測定方法について学ぶだけでなく原子炉の運転操作を行い原子炉に関する理解を深めています。また名古屋大学、北海道大学、近畿大学などの他大学とも共同で実習を行うことで学生間の交流や議論の場を設けています。