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先輩たちのことば

環境工学コース
博士前期課程2年
都市エネルギーシステム領域所属
Monica Irisa Clara Gondokusuma さん

整った研究環境で、留学生も安心して楽しく学べる

学部学生として来日し、スマートコミュニティを研究

インドネシア出身なのですが、高校時代から水汚染など環境問題に興味があり、大学から日本に来ました。大学院では、スマートコミュニティに電気自動車を導入した場合、電気自動車の充電などが住宅街区の電力消費にどのように影響するかについて研究しています。実際にスマートコミュニティに見学に行き、ワークショップにも参加しました。研究で用いるシミュレーションは「理想」的な条件を設定しがちなので、見学で「現実」を実感し、それを研究にも活かしていました。

国際学会に参加することで新たな知識に触れる

大学院では、国内の学会だけでなく国際学会にも参加し、発表を行いました。ヨーロッパがメインの国際学会にオンラインで参加した際には、日本と海外で注目される環境問題の違いを学ぶことができました。日本では省エネ全般が注目されていますが、ヨーロッパでは冬が長いため、断熱や暖房に関するテーマが最も関心を集めていたのが興味深かったです。

留学生も相談しやすく、一人で困らない

環境エネルギー工学専攻では、整った環境で質の高い研究ができるのはもちろんのこと、留学生の私でも研究室の同期や先輩・後輩と仲良くなれて、寂しくない楽しい大学生活を送ることができました。大阪大学は留学生への対応が手厚い大学だと思います。工学部には留学生のための相談室がありますし、それ以外に留学生同士の交流をサポートしてくれるところも。一人で困る、ということがないので、留学生の方も安心ですよ。

エネルギー量子工学コース
博士前期課程2年
量子反応工学領域所属
青木 計志 さん

これからのエネルギー問題に工学的な視点から取り組む

新しいがん治療法の実現化に向けた研究

大学院では、新しいがん治療法である「ホウ素中性子捕捉療法(BNCT)」の工学的研究を行っています。BNCTは中性子ビームを患者さんに照射し、がん細胞を破壊するというがんの放射線治療の一種。BNCTでは主に弱いエネルギーの中性子ビームを照射するのですが、治療効果を推定するためには中性子の発生量を測定する必要があります。私の研究では、この発生量を簡単に測定できる検出器の開発を目指しています。もともとはエネルギーや原子力に興味があって環境エネルギー工学専攻を選びましたが、高校時代の友だちに医者を目指す人が多く、その影響もあって研究では医療寄りのテーマを選びました。

学生同士の仲が良く、国際性も豊かな研究室

所属する研究室は学生の人数が多く、先輩・後輩分け隔てなく、互いに切磋琢磨しながら研究しています。定期的に行う教授とのミーティングでは、教授と高いレベルで議論ができ、助言をいただくこともあります。また、BNCTは国際的にも注目されている研究テーマであるため、研究室には4~5名の留学生も在籍していて、日常会話から研究内容を伝えることまで英語でコミュニケーションをとっています。

やりがいのある研究に携われる恵まれた環境

エネルギー量子工学コースは、原子力技術、レーザー・ビーム工学、材料科学を軸として、私たちの将来に大きくかかわるエネルギー問題に工学的な視点から取り組んでいます。やりがいのある研究に携わることができると思うので、このコースを選んで間違いはないと思います。

環境工学コース
学部3年
吉廣 玲志 さん

環境問題やエネルギー問題について幅広く学べる

多岐にわたる分野の講義が受けられる

環境・エネルギー工学科では、都市計画の分野から量子エネルギーの分野まで、講義で学べる範囲がとても広いのが一番のポイントだと思います。80人程度の少人数の学科ということもあり、講義でわからないところを教え合ったりするなど、学生同士に一体感があって協力しやすいところも魅力です。また、学科独自の「チューター制」では、目指す研究室に行くための目安など、成績面で困ったことなどを質問できたり、いろいろと話を聞かせてもらえたりできたのでとても助かりました。

フィールドワークを通して問題解決力を高める

3年生で環境工学コースへ進んでから、授業の一環として、茨木市で中心市街地の景観を調べました。もともと歴史的な街だったのが面影をだんだん失っている状態なのですが、増加している空き地などを街の景色にどのように調和させていけば良いかといった修景案を作って提案するという課題でした。じっくり時間をかけて街を歩く、というような機会がこれまでなかったので、調査をしながら街の雰囲気を感じ取ることができたのも面白かったです。

友だちと支え合って受験勉強を乗り切って

受験勉強では、つらくなることが多々あると思います。私の場合は苦手な数学の成績がなかなか上がらなくて苦労しましたが、学校の友だちと教え合い、勉強を積み重ねることで乗り切りました。受験生の皆さんも、周りの友だちと助け合いながらぜひ粘り強く頑張ってください!

エネルギー量子工学コース
学部4年
量子ビーム応用工学領域所属
今西 ひなの さん

学びの中で新たに研究したい分野に出会える

幅広く学びながら進みたい分野を見つけられる

大学受験するときには、工学部というのは決めていましたが、自分の将来について確固としたビジョンはありませんでした。環境・エネルギー工学科を選んだのは、大学で学びながら研究分野を決められることに魅力を感じたから。1年生のときに、学科の先生方が交代しながら講義する「環境・エネルギー工学概論」があり、「これなら研究したいかも!」と思える分野をカリキュラムとして探せるようになっていたので、私も進みたい分野を新しく見つけることができました。

入学後に見つけた光診断の分野で研究に邁進

エネルギー量子工学コースの量子ビーム応用工学領域に進み、光を使った胃がん診断技術の研究を行っています。胃がんの治療方法を決めるためには詳しい診断が必要なのですが、光によってその診断を行おうというものです。医療分野は人の役に立つ姿が想像しやすいですし、やりがいを感じます。

学業と部活動など、バランス良く取り組める

環境・エネルギー工学科の良いところは、穏やかで明るい学生が多いところ。女子の人数は少ないのですがそのぶん結束が強く、みんなすぐに仲良くなれました。幅広く学べるところなので、女子にもっと増えてほしい。また、私は医療に興味がありますが、まちづくりやVR技術、気象系など、みんな興味のある分野がそれぞれなので、雑談からでも新しい知識を得られるなど、刺激の多い毎日を送っています。授業や課題で手一杯というような状況にもなりにくいので、部活動や自分のやりたいことなどにかける時間もちゃんと確保できますよ。

環境工学コース
2017年度
博士後期課程修了
United Nations University
堀 啓子 さん

研究活動を通して持続可能な社会構造の実現に貢献する

環境とエネルギー問題を幅広い視点から理解

環境エネルギー工学専攻では、工学の域にとどまらない幅広い視点から、環境とエネルギーの問題について学ぶことができました。多岐にわたる内容の授業を受けていたおかげで、異なる分野の話でも理解できることが多いと思いますし、卒業論文・修士論文・博士論文を作成するために培った研究の基礎スキルは、現在の仕事に大いに活かされています。

今後の人間社会と自然資源のかかわりを分析

現在は、サスティナビリティ・サイエンスにかかわる研究活動と、国連大学の大学院生に向けた教育活動を行っています。研究活動としては、環境省からの委託事業をはじめ、複数の研究プロジェクトに従事。数理モデルによるシミュレーションなどを通じて、人間社会と自然資源が相互に依存し合う統合システムはどうすれば持続可能になりえるのか、という問題の解決に資する研究活動を行っています。

持続可能な日本社会への変革に貢献したい

気候危機による壊滅的な影響を回避できるかどうかは、今後10年間の行動・変化がカギを握ると言われています。私自身は、本当に必要なところに資源・人材・資金が回っていないと感じていますし、リユースやDIYのブームもあって、大量生産は必要なくなるのではないかということについても調べてみたい。そういった研究やそのアウトリーチ活動などを通して、日本の社会構造を持続可能な形に大きく変革させることに貢献したいと考えています。

エネルギー量子工学コース
2018年度
博士前期課程修了
旭化成株式会社
寺川 美咲 さん

多角的な視点から環境問題・エネルギー問題の解決に挑む

私たちの将来のために必要な知識や解決方法を習得

これからの時代、持続可能な開発目標(SDGs)を達成することは、社会・企業にとって必須条件となっています。この目標の中には「環境」「エネルギー」に関連する項目が多く、環境エネルギー工学専攻で、環境問題やエネルギー問題に対する正しい知識とさまざまな解決方法、持続可能性について学んでおけて良かったと思っています。

学部の4年間で身につけたものが大きな財産

環境エネルギー工学専攻では、環境やエネルギーといった多角的な学問を対象としています。これらの問題には、決まった答えが用意されているわけではありません。立場によって問題に対する考え方や解決方法が違うなど、「物事をさまざまな角度から見る大切さ」を学部の4年間で学べたことは、私の中で大きな財産です。学生時代に身につけたその多角的な視点からの問題解決力は、現在の仕事にも活かされています。

美しい自然や文化をいつまでも残したい

環境問題やエネルギー問題に対して、分野や業界を絞らず幅広い解決に取り組みたいという想いから、いろんな業界に携わる化学メーカーに就職を決めました。現在の主な業務は、既存事業強化の一環としてのラボスケール(実験・解析)での検討です。環境や人により優しい製品や性能アップを目指して研究・技術開発を行っています。私の夢は、美しい自然や文化をいつまでも残すこと。これからの会社人生で、それらの保全に対して何らかの形で貢献したいと考えています。