都市エネルギーシステム領域所属
整った研究環境で、留学生も安心して楽しく学べる
学部学生として来日し、スマートコミュニティを研究
インドネシア出身なのですが、高校時代から水汚染など環境問題に興味があり、大学から日本に来ました。大学院では、スマートコミュニティに電気自動車を導入した場合、電気自動車の充電などが住宅街区の電力消費にどのように影響するかについて研究しています。実際にスマートコミュニティに見学に行き、ワークショップにも参加しました。研究で用いるシミュレーションは「理想」的な条件を設定しがちなので、見学で「現実」を実感し、それを研究にも活かしていました。
国際学会に参加することで新たな知識に触れる
大学院では、国内の学会だけでなく国際学会にも参加し、発表を行いました。ヨーロッパがメインの国際学会にオンラインで参加した際には、日本と海外で注目される環境問題の違いを学ぶことができました。日本では省エネ全般が注目されていますが、ヨーロッパでは冬が長いため、断熱や暖房に関するテーマが最も関心を集めていたのが興味深かったです。
留学生も相談しやすく、一人で困らない
環境エネルギー工学専攻では、整った環境で質の高い研究ができるのはもちろんのこと、留学生の私でも研究室の同期や先輩・後輩と仲良くなれて、寂しくない楽しい大学生活を送ることができました。大阪大学は留学生への対応が手厚い大学だと思います。工学部には留学生のための相談室がありますし、それ以外に留学生同士の交流をサポートしてくれるところも。一人で困る、ということがないので、留学生の方も安心ですよ。