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2022年2月1日
受賞・報道・出版

「水木しげるロードリニューアル事業」2021年度 土木学会デザイン賞 奨励賞 受賞(福田知弘 准教授(VR技術))

水木しげるロード ©水木プロ 撮影:下村康典 水木しげるロード ©水木プロ 撮影:下村康典

 

水木しげるロード 水木プロ 撮影:鈴木文人

水木しげるロード ©水木プロ 撮影:鈴木文人

 

福田知弘准教授 受賞者のひとりとして 水木プロ

福田知弘准教授 受賞者のひとりとして ©水木プロ

 

「水木しげるロードリニューアル事業(鳥取県境港市)」が、(公社)土木学会より2021年度土木学会デザイン賞 奨励賞を受賞しました。

 

主な関係者は、以下の通りです。

◯灘 英樹(境港市建設部次長兼水木しげるロードリニューアル推進課長(当時)境港市建設部長(現在))/発注者側責任者

◯待井 聡(有限会社 ユープラネット)/計画・設計、施工管理

◯栗原 裕(故人)(有限会社 ユープラネット代表)/計画・設計、施工管理

◯堀 繁(東京大学アジア生物資源環境研究センター教授(当時) 一般社団法人 まちの魅力づくり研究室 理事(現在))/基本構想・基本計画・設計検討員会 座長・アドバイザー

◯長町 志穂(株式会社 LEM空間工房・大阪大学大学院非常勤講師)/夜間演出照明デザイン、照明制御システム設計

◯熊取谷 悠里(株式会社 LEM空間工房)/夜間演出照明デザイン、照明制御システム設計

◯福田 知弘(大阪大学大学院工学研究科)/VR技術

 

本事業は、1993年に誕生した「水木しげるロード」のリニューアルで、観光客がより快適に歩いて楽しめることを念頭に「一方通行化による歩道拡幅と道路線形の見直し」「177体のブロンズ像の再配置」「舗装デザインの見直し」「街路樹の整備」「ベンチやサインの設置」「照明によるナイトミュージアム」など他に類のないエンターテイメント性を持つ街路空間をめざしたものです。

 

道路は大きな歩行空間を生み出すよう線形を大幅に変更し、歩道の舗装材には地域の石である来待石を粉砕し石板化したオリジナルの平板を開発するなど地域性を意識した素材や意匠が取り入れられました。植栽には、樹形が妖怪的な「枝垂れエンジュ」を列植するなど、妖怪がテーマの町ならではの風景の創出を図りました。「ブロンズ彫刻を芸術として楽しめること」をめざし、妖怪ブロンズ像はストーリー性を持って再配置しました。

 

リニューアルの最大の目的は来街者数のV字回復であったため、何をもって大きな変化を導けるかは、設計チームにとって重要なポイントでした。故に来街者の希薄な夕刻・夜間ににぎわいを獲得する方策として、妖怪の町ならではの公共照明による新たなエンターテイメント性の付与を図りました。

 

供用開始初年度の一次経済波及効果は250億円超を記録し、空き店舗が無くなるなど、本事業の地域における貢献は絶大です。

 

境港市と大阪大学は、設計段階において、水木しげるロードの全体像の検討と合意形成に向けてVR(人工現実)技術を応用した共同研究をユープラネットやLEM空間工房と連携しながら推進しました。

 

 

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