2022年1月11日
受賞・報道・出版
日本建築学会近畿支部主催「第12回アーバンデザイン甲子園」で入選(都市環境デザイン学領域所属学生のグル―プ)
2021年12月5日にデザインクリエイティブセンター神戸(KIITO)で開催された日本建築学会近畿支部主催「第11回アーバンデザイン甲子園」で、都市環境デザイン学領域の博士前期課程1年グループ(北村夏基、赤坂尚哉、畑颯太、樋口駿、明見駿、山石季沙 指導:松本助教)が入選しました。
・受賞提案
本提案は大阪府茨木市の在郷町として栄えた地域を対象とし、歴史ある地域の今ある「らしさ」を守り、活かすためのシステムを構築することを目的としました。
パターンランゲージという地域の特徴を抽出する手法や、建築確認申請を用いた建築や開発の変遷の分析などをもとに、古くからある町家を軸に地域内をいくつかのエリアに分け、新規制度や新しいライフスタイルによって、「在郷町らしさ」を守りながら活用する提案を行いました。
以下、受賞メンバーのコメントです。
このプロジェクトは、今年度からスタートしたものであり、はじめは手探りな状態であったため、こうして前年度までの先輩方に続いて受賞することができ、大変うれしく思うとともに安堵しています。
最後まで付きっきりで指導していただいた松本先生ならびに、資料提供や提案への意見だけでなく、発表会場にまで駆けつけていただいた茨木市役所の職員の皆さんのご支援に心より感謝申し上げます。
さらなる良い提案を目指し、在郷町の「らしさ」への理解をさらに深め、在郷町でのプロジェクトに取り組みたいと考えております。
今後は研究活動においても今回の発表で得た経験を活かし、一つ一つの事象に対して丁寧に取り組む姿勢を忘れず精進したいと思います。