2015年3月23日
受賞・報道・出版
第3回(平成26年度)「日本原子力学会核燃料部会部会賞(奨励賞)」受賞(環境エネルギー材料工学領域 黒崎 健 准教授)
黒崎健准教授が、第3回(平成26年度)「日本原子力学会核燃料部会部会賞(奨励賞)」を受賞しました。受賞の対象となった研究は、「ジルコニウム水素化物及びハフニウム水素化物の作製と基礎物性評価」に関するものです。高燃焼度軽水炉燃料被覆管中に存在するジルコニウム水素化物や、高速炉中性子制御材の候補として検討されているハフニウム水素化物について、その物性を精度よく測定・解析・評価したことが高く評価されました。授賞式は、2015年3月21日に、日本原子力学会2015年春の年会(茨城大学常陸キャンパス)の核燃料部会全体会議の場で行われました。
関係する最近の論文:
- K. Kurosaki* et al., “The d′/d phase transition in hafnium hydride and deuteride”, J. Nucl. Sci. Technol. 52, 541-545 (2015).
- D. Araki, K. Kurosaki* et al., “Thermal and mechanical properties of hydrides of Zr–Hf alloys”, J. Nucl. Sci. Technol. 52, 162-170 (2015).