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2023年1月12日
研究

日本建築学会近畿支部主催「第13回アーバンデザイン甲子園」で入選(都市環境デザイン学領域 博士前期課程1年:荒木一修・森口里南・吉廣玲志)

2022年12月18日に、デザインクリエイティブセンター神戸(KIITO)で開催された日本建築学会近畿支部主催「第13回アーバンデザイン甲子園」で、研究室の博士前期課程1年グループ(吉廣玲志、荒木一修、森口里南 指導:松本助教)の提案が入選しました。

本提案は大阪府茨木市の在郷町としてかつて栄えた地域を対象とし、地域の「らしさ」を守りながら建築行為を行っていくための制度の構築を目的としました。道路法上の種別と市街化の歴史から作成した街路の分類や、地域の特徴を表すパターンランゲージという言語などをもとに、新しい建築物に対して「在郷町らしさ」を継承できる新しい景観形成基準とそれを可能にする協議システムを提案しました。

以下、受賞学生のコメントです。

昨年度の先輩方から引き継ぐ形でスタートした今年度のプロジェクトでしたが、今年度は人数が少ないこともあり、提案作成に向けた作業で大変な苦労がありました。それでも、最後までご指導いただいた松本先生をはじめ、様々な資料の提供や提案へのご意見をいただいた茨木市役所の皆さんなど、多くの方々にご協力いただいたおかげで、入選という結果を得られたと思います。心より感謝いたします。
今回の提案作成や発表を経て、多くの収穫・課題があったので、今後の在郷町におけるプロジェクトや研究活動に活かしていきたいと思います。