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2014年6月21日
その他

大阪府立山田高等学校出張講義(量子線生体材料工学領域 秋山庸子准教授)

山田高校2山田高校1山田高校36月20日、秋山庸子准教授が大阪府立山田高等学校の1年生を対象に、理科系の学部で勉強することと社会とのつながりについての講演を行いました。2年生での文系・理系の分かれ道を控えて、どちらに進もうか、またどの科目を選択しようか悩んでいる高校1年生の生徒さんたち。特に物理学は難しいというイメージがあり、選択する生徒が少ないようです。そこで今回のテーマは、“「さわる」は物理だ!~五感で楽しむ物理学~”。橋梁資材メーカーでの技術者としての経験も踏まえ、視覚・聴覚・触覚・味覚・嗅覚など、体で感じる現象がすべて物理学に関係していること、そして物理学では,原子レベルから宇宙まで、幅広いスケールの世界を対象としていることをお話ししました。箱の中にある4種類の素材を触って、何かを当てるクイズも行いましたが、ちょっと難しかったかもしれません。定員が150名ほどの会場は満杯。半数近くが女子生徒で、最近の理系女子・工学女子の増加にも頷けます。保護者の姿も見え、関心の高さを認識しました。