2015年1月26日
受賞・報道・出版
日本生態学会近畿地区会第19回奨励賞受賞(地球循環共生工学領域学部4回生 増田圭祐さん)
2014年12月20日(土)に開催された日本生態学会近畿地区会第2回例会において、地球循環共生工学領域のH26年度学部4回生の増田圭祐さんが発表した「機械学習による判別分析を用いた11種類のコウモリのエコーロケーションコールによる種判別」が日本生態学会近畿地区会第19回奨励賞を受賞しました。
本研究では、コウモリが飛翔時に発するエコーロケーションコールと呼ばれる超音波の鳴き声から、サポートベクターマシンなどの機械学習アルゴリズムによって種を推定する技術開発を報告しました。コウモリは捕獲が禁止されている上に夜間に行動するため、難しいとされるフィールドでのモニタリングへの応用が期待されるものであり、目的と方法論が明確で技術の応用性についても適切な言及がなされており、プレゼンテーションの完成度も高いという評価を受けました。