量子ビーム応用工学領域 (粟津研究室) の博士前期課程2年の滝島裕貴さんが令和3年度日本レーザー医学会論文賞を受賞しました.
論文タイトルは「膀胱癌に対するアミノレブリン酸光線力学診断における診断深度拡張に向けた励起光波長の検討」です.この論文は膀胱癌に対するアミノレブリン酸光線力学診断において,励起光波長の変更により診断深度が拡張されることを,数理モデルを用いた解析と生体組織を用いた実証実験により評価しました.
滝島さんはこの受賞について「名誉ある賞をいただき,光栄に思います.残り少ない研究室生活ですが,この賞を励みに修了まで尽力して参ります.」とコメントしています.