2019年10月3日
受賞・報道・出版
The 10th International Forum on Magnetic Force Control (IFMFC2019) にてBest Poster Awardを受賞(量子線生体材料工学領域 博士前期課程1年・西村 諒成さん)
2019年8月29日に奈良春日野国際フォーラム甍〜I・RA・KA〜で開催された、The 10th International Forum on Magnetic Force Controlにおいて、量子線生体材料工学領域(佐藤研究室)博士前期課程1年 西村 諒成さんがポスター発表でBest Poster Awardを受賞しました。
発表タイトルは、“ Study on Volume Reduction and Recycling of Cesium Contaminated Soil by Advanced Classification with Selection Pipe ”です。本研究では、福島第一原発事故により大量に発生したセシウム汚染土壌を、淘汰管を用いた分級によって減容化する実験を行なっています。淘汰管とは、管内を流れる懸濁粒子に作用する重力、浮力、ドラッグ力の関係から粒径によって粒子を選別する装置です。本手法では、淘汰管を用いた低コストかつ環境負荷が少ないセシウム汚染土壌の減容手法の実用化を目指しています。
今後は、淘汰管の形状の改良等を行い、福島県の実際の汚染土壌を使用して実験を重ねる予定です。