リスク評価技術と制度の連携を通じたリスクガバナンスに関する国際研究ワークショップ のご案内
【開催趣旨】
化学物質・製品の流れを制御する制度とリスク評価技術の連携を通じて我が国の環境リスク管理は進んできたが,屋内や環境内での貯留分・ストック量を対象とした評価は進んでいない。
環境内でストックされている化学物質・製品の管理が従来のフロー制御を相補うことでリスク管理システムが機能構成上完結し,ひいてはWSSD2020の達成目標に貢献することが期待される。
本ワークショップでは,これまでの化学物質の製造段階・廃棄物処理段階でのリスク評価に,ストック管理とマルチプルリスク評価の観点を加え,生産・保有・廃棄段階での相互連携によるリスク管理の機能改善に関して議論する。
【1 日目:13 時〜18 時】
(レセプション・パーティ 18時〜20 時)
・基調講演 1:O. Renn “Tentative title : State of the arts on Current European Risk Governance”
・基調講演 2:東海明宏「仮題:定量的リスク評価にもとづくリスク管理・ガバナンスへの展開」
【2 日目:9 時〜16 時】
・基調講演 3:J.B. Wiener “Tentative title: Risk-risk trade-offs in connection with Risk Governance in USA”
・「リスク評価技術と制度の連携を通じたリスクガバナンス」における最新の研究成果
・パネル・ディスカッション「日米欧のリスクガバナンスの動向」
・日時:2016 年 9 月 1 日 (木), 2 日(金)
・場所:大阪大学 吹田キャンパス 銀杏会館
・主催:大阪大学 大学院工学研究科 環境・エネルギー工学専攻 環境マネジメント学領域(東海 研究室)
・後援:(社)日本リスク研究学会
・参加費:無料 (レセプション・パーティへの参加者のみ 5 千円を頂戴します。)
・言語:英語/日本語 (通訳・無し,発表資料・口頭発表は英語で行いますが,日本語での質問も受け付けいたします。)
・ホームページ:
http://www.see.eng.osaka-u.ac.jp/seeem/seeem/03_theme_risk_governance_pj/database