2020年11月7日
教員・研究者
清水俊彦 准教授
教員紹介
氏名 清水 俊彦
職名 准教授
学位 博士(工学)
領域 レーザー応用工学領域(レーザー科学研究所)
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研究内容
レーザー開発や応用において、新材料光学素子による分光装置やテラヘルツ発生のような新しい分光技術が確立されてきています。これまで、複数の産学連携プロジェクトを通じこれらの新技術開発に加え、分光の新しい応用を拡げるための土台を築き、さらにアセアン諸国や文系の研究者といった、異なる地域・領域との共同研究を推進しています。
現在の研究はイメージング分光技術の開発と応用に注力しています。その一例として、文・理の研究者が共同して文化財の分析を分光手法により行うものがあります。多様な問題を抱える現代社会においては,異分野融合による多角的な取り組みがその課題解決に有効であり,その先鞭を示すことが重要です。
論文リスト
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- Toshihiko Shimizu, Mui Viet Luong, Marilou Cadatal-Raduban, Melvin John, F. Empizo, Kohei Yamanoi, Ren Arita, Yuki Minami, Nobuhiko Sarukura, Nakai Mitsuo, Hiroshi Azechi, Minh Hong Pham, Hung Dai Nguyen, Kouhei Ichiyanagi, Shunsuke Nozawa, Ryo Fukaya, Shin-ichi Adachi, Kazutaka G. Nakamura, Kentaro Fukuda, Yoshiyuki Kawazoe, Krista G. Steenbergen, Peter Schwerdtfeger, “High pressure band gap modification of LiCaAlF6”, Applied Physics Letters, 110(14), 141902 (2017)
- 清水 俊彦, 猿倉 信彦, 村田 貴広, “レーザー核融合技術における高速点火実証実験に向けた中性子検出技術の開発”, 応用物理, 84(9), pp.828-832 (2015)
- Toshihiko Shimizu, Kohei Yamanoi, Ren Arita, Tatsuhiro Hori, Kazuhito Fukuda, Yuki Minami, Marilou Cadatal-Raduban, Nobuhiko Sarukura, Tsuguo Fukuda, Mitsuru Nagasono, Tetsuya Ishikawa, “Optical property of Ce3+-doped lutetium lithium fluoride for the short-wavelength device application”, Optical Materials, 36(12), pp.1963-1965 (2014)