2018年6月19日
受賞・報道・出版
空気調和・衛生工学会大会で博士前期課程1年の大島弘暉さん(都市エネルギーシステム領域)が優秀講演奨励賞を受賞しました
2017年9月13日~15日に高知工科大学香美キャンパスで開催された空気調和・衛生工学会大会において、都市エネルギーシステム領域(下田研究室)博士前期課程1年の大島弘暉さんが優秀講演奨励賞を受賞しました。
発表タイトルは「詳細計測データを用いたオフィスにおけるVAV送風システムの運用実態と性能評価に関する研究」です。これまで空気調和の分野ではセンシング技術に基づく異常検知や性能評価が広く行われていませんでしたが、本研究は大規模複合施設におけるセンシングデータを解析し、VAVユニット(空調用の変流量制御システム)における異常稼働を特定し、効率改善を実施する方法を提案、評価しました。更に、エネルギー消費量、設備稼働にかかわる大量情報を包括した可視化を提案し、専門家、非専門家によるより効率的な運用管理を可能としました。今回の受賞はこのような内容が評価されたものです。