2017年12月11日
受賞・報道・出版
平成29年度信貴賞(最優秀賞)を受賞(量子線生体材料工学領域 博士前期課程2年・三澤弘平さん)
2017年12月1日に大阪市立大学文化交流センターで開催された、第16回低温工学・超伝導若手合同講演会において、量子線生体材料工学領域(秋山研究室)博士前期課程2年の三澤弘平さんが口頭発表で信貴賞(最優秀賞)を受賞しました。信貴賞は初代関西支部長として低温工学の発展に尽力され、とりわけ若手研究者の育成に努められた大阪市立大学名誉教授故信貴豊一郎氏のご威徳を顕彰して2011年に設立されたものです。
発表タイトルは「超電導磁石を用いた磁気アルキメデス法によるプラスチック選別に関する研究」です。本研究ではプラスチックの材料リサイクルを行う上で、再生プラスチックの品質低下を防ぐために原料となる混合プラスチックを磁気力によって種類毎に選別することを目的としています。今後は流路に流しながら混合プラスチックを種類毎に分けられる連続式の選別装置を実用化に向けて製作する予定です。