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環エネTOPICS

2017年4月20日
受賞・報道・出版

第2回次世代イニシアティブ廃炉技術カンファレンス(NDEC-2)にて研究奨励賞を受賞(環境エネルギー材料工学領域 中森文博さん(博士後期課程3年)、 杉崎光之さん(博士前期課程1年))

3月7日(火)に、東京工業大学大岡山キャンパス(東京都目黒区大岡山)で開催された第2回次世代イニシアティブ廃炉技術カンファレンス(NDEC-2)において、環境エネルギー材料工学領域(山中研究室)博士後期課程3年 中森文博さんがオーラルセッション(核種分析に関する研究)で、同じく博士前期課程1年 杉崎光之さんがポスターセッション(燃料デブリ処理、放射性廃棄物の処分に関する研究)で研究奨励賞を受賞しました。

中森文博さんの研究タイトルは「BWRにおける燃料デブリおよびMCCI生成物の物性評価」です。こちらの研究は、福島第一原子力発電所事故により生成している可能性があると考えられている燃料デブリおよびMCCI生成物中の物質の物性を評価したものです。本研究で取得した実験的データや、それを用いた取出し作業における指標の検討結果は、福島第一原子力発電所の廃止措置への寄与が期待されています。

杉崎光之さんの研究タイトルは「Cr-Bの物性評価」です。この研究は、BWR型原子炉の制御棒材料として使用されているB4Cとステンレス鋼(Fe-Cr-Ni)が溶融・反応することで生成する可能性があるCr-B系の物質の機械的物性を評価したものです。福島第一原子力発電所事故においても同様の物質が生成する可能性が検討されており、本研究で取得・評価した物性データが今後の取出し作業の知見として貢献することが可能です。