2014年8月11日
イベント
オープンキャンパスで「除染・発電・リサイクルのための磁気力制御技術」を紹介(量子線生体材料工学領域)
8月7日、工学部への進学を希望している高校生やその保護者の皆さんを対象としてオープンキャンパスが開催されました。 西嶋研究室では、ポスターとデモ実験装置の展示と、「除染・発電・リサイクルのための磁気力制御技術」と題した定時ツアーを並行して行いました。当研究室では、超電導磁石という強力な磁石を使って、福島で深刻な問題となっている土壌や建材中の放射性物質の除染や、火力発電や地熱発電の高効率化のためのスケール除去、プラスチックや貴金属のリサイクルに関する研究を行っています。これらの最先端の技術について、職員や学生が西嶋研オリジナルデザインの黄色いTシャツを着て、実験を体験してもらいながら、高校生や一般の方々にも分かりやすく説明しました。液体窒素を使った超電導現象の体験や、3テスラ以上の強力な磁石を使った物質の浮上現象の体験、家屋の模型を使った除染のモデル実験など、参加者の皆さんには短時間ながら盛りだくさんのコンテンツを楽しんでいただけたようです。