研究・プロジェクト
土地利用・景観・歴史的環境保全に関する研究

観光・活性化が進行する伝統的集落におけるオーセンティシティ継承のための計画論

  • 松本邦彦、Weinan Zhou(2021年度博士)、朴 弘烈(2022年度博士)、山石 季沙(2022年度修士卒)
  • 2020年4月~ 2023年3月 <終了>

観光・活性化が進行する伝統的集落におけるオーセンティシティ継承のための計画論
公益財団法人鹿島学術振興財団 研究助成 2020年4月 – 2022年3月

本研究は、ユネスコ世界遺産登録や、各国の文化財/景観保護制度による指定・選定が行われた伝統的な農林漁村を対象に、修景や集客施設建設などの整備事業の実施、また住民の生活・生業・信仰の場に多くの来訪者が訪れることによる影響など、歴史的環境保全の裏で進行する観光化・商業化が農山漁村の本質的価値・オーセンティシティに与える負の影響を捉えることを目的とした。

研究テーマ
1)日本・韓国・中国の保護制度と活性化事業
2)生活・産業の持続的発展のための取り組みが間接的に景観保全に与える影響

この研究に関連する論文

歴史的環境保全と住民組織の役割に着目した韓国の集落活性化事業 : 慶尚北道奉化郡タクシルマウルを事例に

朴 弘烈, 松本 邦彦, 澤木 昌典
農村計画学会誌 = Journal of rural planning 39 183-192 2020年11月 査読あり

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