散歩学の体系化 ―都市における歩く文化の復権にむけた試み―
- 松本邦彦
- 2021年8月 - 2024年7月
サントリー文化財団 研究助成「学問の未来を拓く」中間報告
散歩学の体系化―都市における歩く文化の復権にむけた試み―
近藤紀章(研究代表者、滋賀大学) 松本邦彦(研究分担者)ほか
研究目的
・合理性と目的志向を追求する都市空間において、「歩くこと」の持つ意味を、日本の都市文化のなかで捉え直す
・目的を持たない散歩や徘徊を捉え直すために、「散歩学」の体系化を試みる
研究成果
・国内外の研究論文をサーベ
・散歩の実態把握をするために、定量調査(アンケート調査)と定性調査(ヒアリング調査)を実施
びわ湖湖畔、京都市内、大阪府吹田市、ジョグジャカルタおよびその近郊(インドネシア)
この研究に関連する論文
「散歩」研究の拡がりは、都市デザイン・政策にどのような影響を与えたのか?
近藤 紀章, 松本 邦彦, 石原 凌河, 笹尾 和宏, 竹岡 寛文, 中野 優
都市計画報告集 20 448-455 2022年2月
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