持続可能社会デザイン研究

プロジェクト いばきたデザインプロジェクト

  • 松本邦彦、博士前期1年生学生
  • 2018-2020年度 <終了>

茨木市北部地域(いばきた)は、大阪府北部に位置する茨木市の北端部に位置し、地域には15集落が存在する。
いばきたの地域資源を把握・整理し、今後の活用を検討する本プロジェクトは、茨木市都市整備部北部整備推進課と株式会社オプスデザインと大阪大学工学部都市環境デザイン学領域(筆者所属)の3主体により2018年度から2020年度の3年で実施された「いばきたデザインプロジェクト」一部を成すものである。

地域資源の把握にあたっては、指定文化財のみを対象とする狭義の地域資源ではなく、未指定の文化財や地域住民が価値を認識しているものも含めて地域資源とみなした。なおヒアリング調査に際しては、聞き書きの手法を採用することで、個人のライフヒストリーに関する発言から、地域の暮らしと自然環境の関係の変化、自然観や地域環境に対する想いの抽出を行った。
地域資源データベース(DB)、集落カルテの作成、地域資源を用いた提案を行った。

 

このプロジェクトに関連する論文

地域資源のつながりから集落を特徴づける-大阪府茨木市北部地域(いばきた)のとりくみ-

松本邦彦
日本建築学会農村計画部門 研究協議会資料 52-55 2022年9月

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