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環エネTOPICS

2022年1月11日
教員・研究者

伊藤 理彩 助教

教員紹介

氏名 伊藤 理彩
職名 助教
学位 博士 (理学)
領域 環境マネジメント学領域
領域HP

 

 

化学物質のライフサイクルと環境媒体中での挙動に着目したマルチプルリスクに関する研究

化学物質は約5000物質の化学物質が年間1000 tを超えて生産されており、我々人間は、それらの化学物質を享受し、生活の質を高めている。環境中に排出された化学物質のヒトや生態系への影響に関わる環境への曝露評価が、その後のリスク評価の精度を決めるが、環境中へ排出された化学物質の環境中での挙動や、そこでの化学反応に伴って変化する形態については、未解明なことも多く、課題が残っている。

研究対象としては、化学物質が存在し得る水圏、気圏、土壌圏といった多媒体を取り上げ、化学物質の生産時から廃棄され、環境中へ移行するまでのライフサイクルを捉え、それぞれのステージで化学物質が生態系、ヒト健康に与える影響を研究している。また、地震等による災害 (Natural hazard-triggered technological accidents; Natech) の際の突発的かつ大量の化学物質流出がもたらす影響、およびそれらに対する対策オプションについても着目している。

研究手法としては、モデルを用いた数値シミュレーションの他、フィールドワーク、放射光を用いた実験等も組み込んでいる。

 

論文・著書リスト:

  1. Ito, L., Omori, T., Yoneda, M., Yamaguchi, T., Kobayashi, R., & Takahashi, Y. (2018). Origin and migration of trace elements in the surface sediments of Majuro Atoll, Marshall Islands. Chemosphere., 202, 65-75.
  2. Ito, L., Yamaguchi, T., Kobayashi, R., Terada, Y., & Takahashi, Y. (2018). Influence of Acidification on Carbonate Sediments of Majuro Atoll, Marshall Islands. Chem. Lett., 47(4), 566-569.
  3. Ito, L., Yamaguchi, T., Tokai, A., & Takahashi, Y. (2020). Biogeography and Chemical Risks on Islands. Encyclopedia of the World’s Biomes, 230-239, Michael Goldstein and Dominik DellaSala, Elsevier, Amsterdam.